さくらのVPS 512 を使っていたのですが、最近品目変更があり、VPS 512は廃止され、同一価格で VPS 1G が使えるようになりました
メモリー512M・HD20Gだったものが、メモリー1G・HD100Gになりました
若干不満なのは、以前から使っていたVPS512ユーザーは契約変更しなければHD容量はそのままらしいです(メモリーはUPするってアナウンスがありましたが)
契約変更と言っても、新しくVPS 1Gを契約して、VPS 512を解約するってことで、データの移行などは行ってくれず、当然IPアドレスは変わってしまいます
「新プラン乗り換え優遇施策」とかもあり(移行期間として1か月分無料提供してくれるらしい)せっかくなので乗り換えようと思います
標準で入っているCentOSのバージョンが6になっていて、5のころとこまごまと変わっているので以前と違ったところをメモっておきます(さくらのVPSに限ったことかもしれません)
・まず最初に yum update するのは同じ
・selinux は disable になっていたのでそのまま
・NTP も同じように入りますが、ntptrace が無くなっているようで ntpq -p ってやるみたいです
・crond、atd は入ってました
・sendmail
基本同じでしたが、お試し期間は OP25B の設定がされていて
メールの送信ができなかったにちょっとはまりました・・・
・pop
dovecot 設定ファイルの位置が変わっていました
基本の設定ファイルは /etc/dovecot/dovecot.conf
first_valid_uid の設定は /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf
認証方法の変更は /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
いちばんはまったのは、スプールディレクトリの指定、前はディフォルトでよかったのに、
指定しないといけないみたい /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf の mail_location を
「mail_location = mbox:~/mail:INBOX=/var/mail/%u」 にしたら読めました
・pop befor smtp
pop-before-smtp-1.42.tar.gz とバージョンは変わってないみたいですが
perl で「perl -MCPAN -e shell」するときにエラーになりました
どうやら 「yum install perl-CPAN」ってやればOK
でも 「install BerkeleyDB」がうまくいってなさそうです(でも動いてそうです)
・named
書いてなかったみたいなので、手順だけ
yum install bind caching-nameserver bind-chroot
named.conf の編集
(/var/named/chroot/etc/named.caching-nameserver.confは無くなったみたい・・・)
chgrp named /var/named/chroot/etc/named.conf
dig . ns @198.41.0.4 > /var/named/chroot/var/named/named.ca
named.root_update 作成
chmod 700 named.root_update
mv named.root_update /etc/cron.monthly/
/etc/rc.d/init.d/named restart
chkconfig named on
設定ファイルの名前が変わっているみたいです
named.local -> named.loopback
localhost.zone -> named.localhost
named.empty -> named.empty
ぐらいで動きましたが named.conf に include する etc/named.rfc1912.zones の内容が
結構変わっていました
ゾーンファイルとか、コンフィグとか named に対して読み込み件が付いてないとだめです
ゾーンファイルに権限が無くても立ち上がるので、ちょっとはまります!
syslog には permission denied って出てるんですけどね・・・
こんな感じでとりあえず動いているみたいです
あとはDNSの切り替えでメールが受信できればOKってとこです
・CentOSの設定
・SPFレコードのチェック
・CGI が動かなくなる
・CentOSのバージョンアップ
・PostgreSQLのバージョンアップではまった
・Postgresql の互換性
・Java Web Start の互換性(?)
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