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日記 |
2018年01月31日 11時18分 |
車庫のシャッターをスマホで開け閉めしたい |
玄関にスマートロック付けて、鍵を持たずに外出できるようになったんですが
車で出るとき、車庫のシャッターを開けるのに、やっぱり鍵が要ります・・・
できたら、車庫もスマホで開けたい
幸い、シャッターは電動なので、ボタンを押すことができれば開け閉めできるのか!
と思って、Amazon を物色してたら
リモートでボタンを押してくれるのがありました
とか
とかがありました
シャッターのスイッチは、開ける・閉める・止めるの3つあるので
3つ必要になるんで、1万円以上になってしまいます
高いなぁと思って、別のを探してると
こんなのもありますが、リモコンのチャンネルが合えば、空いてしまうので没です

こんなのがありました
敢えて、Wifi でも Bluetooth でもない USB のです
コントロールするのに、どこかわからない海外のサーバーを使うのが、気になったので・・・
家の車庫には、既に Raspbery Pi が置いてあって、カメラが繋がってます
狭いのに、ものいっぱいおいてるので、車がぶつからないように、
見ながら車庫入れするのに使ってるんですが、これにリレーをつなげれば
安く済むと思って、買ってみました
今は書いてないですが、Raspbery Pi でも使える風の事が書いてあったので
サンプルもあるだろうと軽く思っていたのですが
ダウンロードした資料には Windows の物ばかり・・・
java にも対応してるので、Java でコントロールすればいいのかもしれませんが・・・
で、色々見てると、コントロールしてるチップが ft245r らしいという事がわかったので
この方向で、再度探すと
https://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX.html で、ドライバーがダウンロードできることが分かったので
早速ダウンロードしました
Raspbery Pi 用は Linux の行の ARM 欄「1.4.6 ARMv6 hard-float (suits Raspberry Pi)」
これを展開して release/Readme.txt に沿って、ライブラリーをインストールします
リレーのコントロールは root でないとだめみたいなので、以降は root で作業します
サンプルを実行すると表示されますが
ftdi_sio ってモジュールをアンロードしないとダメらしいです
rmmod ftdi_sio
とすればいいのですが、もともとローディングしないようにするには
/etc/modprobe.d/ に blacklist-ftdi_sio.conf ってファイル名で
blacklist ftdi_sio
を登録しておけば、再起動後もローディングされてませんでした
release/examples を見ながら、試してみたりしたんですが
結局 ft245r の「BIT BANG MODE」っていうのを使えばよいみたいです
ほかにいろいろあるのかもしれませんが・・・
「BIT BANG MODE」って、送受信する1バイトのデータの各ビットに
それぞれのリレーを割り当ててコントロールするもののようで
買ったのはリレーが4つなので、下4ビットでコントロールする様です
一番簡単そうだった release/examples/write にある、main.c を参考に
FT_SetTimeouts までが、リレーモジュールのセットアップみたいなので
この後の FT_Write の前に
FT_SetBitMode( ftHandle , 0xff , 1 );
を呼んで BIT BANG MODE に切り替えてあげれば
以降に FT_Write する1バイトで、リレーを制御できました
FT_Read すれば、リレーの状態が取れました
一応これををWEBから呼び出すように電動シャッターに繋げば、
良いのですが、リレーのコントロールは root でないとだめみたいなので
sudo chmod +s モジュール名
しときます
これで、鍵なしで、シャッターの開け閉めができるようになるんですが
実施するのはセキュリティーの問題やら、電気工事の問題があるので
もうちょっと調べてからにします
なんかいい感じ!
・スマートロック付けました
・Raspberry PI でネットワークカメラ
・Raspberry PI のカメラを2台にしてみた
・車庫のシャッターをスマホで開け閉めしたい
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